DVと子ども

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    相変わらず、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害が減りません。


    DVの原因について一通りの知識はあるものの、いつも「どうしてこんなことが」と思わずにはいられません。
    特に心を痛めるのは、DV家庭の子どもさんです。

     


    「すべてのDVは児童虐待」と言われます。
    児童虐待防止法においても「児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力」は児童虐待とされています。

    もちろんDV家庭に育ちながら健全に成長する子どもさんもいます。
    けれど、目に見えない悪影響が多々あります。子どもは自分を守るため、様々な行動をとります。
    両親はもとより、周りの大人たちがそのサインに気づいてあげたいですね。

    下記にその一例を挙げます。

    ○頭痛、腹痛などの体の不調
    ○眠れない、震える、夜尿、どもり、爪をかむ、吐く
    ○うつ、情緒不安定、驚きやすい、摂食障害、自傷行為
    ○不登校、学業不振、逆に完璧な優等生になろうとする、学校の教師や保育士に攻撃的ないし過度の愛着をもつ
    ○人を避ける、話をしない、家出をする
    ○アルコールや薬物使用、援助交際、万引きなどの非行
    ○自己肯定感が低く、自分を責める
    ○いじめをしたり、暴力を振るう

    子どもさんはこうした行動を自分を守るために取っているようです。
    客観的には、妻は夫からDVを受けている被害者であっても、子どもさんからすれば、夫と同じ「加害者」に映ってしまうということも多々あります。


    「お母さんはお父さんの言うことを聞いてばかりで私を守ってくれなかった」「お母さんがあの時こうしていればお父さんは怒らなかった」などと言う子どもさんもいます。
    ですから、DV被害を受けたお母さん方は夫との問題に立ち向かい、自らの心身のケアをしながらも、子どもさんの立ち直りに向けた努力をすることとなり、重い負担となります。一人で抱え込まず、行政や専門家などのサポートを利用してくださいね。ご自分を責めることはありません。

    子どもは、上記のような悪影響から回復し、健全に成長する力をもっています。そういう子どもさんたちを見てきました。
    一つ一つ取り組んでいきましょう。

     


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